· 

“Confinement” コンフィヌモン   フランスの”封じ込め” 

2020年5月19日

“Confinement” コンフィヌモン

           フランスの”封じ込め” 

2020年5月20日 水曜日

フランスでは5月11日から外出制限が解除されました。

パリでは制限が一部残りますが、お店も再開して少しずつパリジャンの気持ちも明るくなっています。

confinement (コンフィヌモン)はフランスのコロナウィルスのための自宅待機の意味で使われています。

日本のニュースでも報じられているヨーロッパの外出制限=封じ込め

家庭を持つパリジェンヌ達はどうやってこの期間を乗り切っていたのかを振り返ってみます。

全ては2020年3月14日の20時に始まりました。エドワード・フィリップ首相の深夜までに全てのレストランへ閉鎖を命じました。違反したレストランは酒類免許を取り消されることになりました。

私たちPassage de marianneのスタッフ達も撮影のために訪れた地方のオーベルジュホテルでのディナーの途中でレストランのシェフから知らされました。

本当に突然のことでびっくりしました。

翌日の撮影を早めに切り上げて急いでパリへと戻りました。

公的なconfinementのアナウンスではありませんでしたが、この声明の後にはフランス人達の間では外出制限の噂が瞬く間に広まっていきました。

パリでは住民達が続々とパリからの移動を始め、騒然としたな雰囲気がフランスの各地に漂いはじめました。

田舎、海沿い、そして山中に別荘や実家があるパリジャンが移動し始めたのです。

3月16日の20時にマクロン大統領のTVによるスピーチがあり、翌日の17日正午から15日間の外出制限がフランス全土に発令されました。

こうして多くのパリジャンは自宅に踏み止まらないければならなくなりました。

これからさらに延長されること約2ヶ月に渡る

      パリジャンの長い長い”confinement” 生活が始まりました。

 

 

 

多くのパリジャンもパリの広いとは言えないアパルトマンの中に閉じ込められることになりました。